バイクパーツメッキ加工履歴

まず、デスビシャフトのφ15部を円筒研削盤 で腐食が無くなるまで下研磨加工、また 下研磨で削った-0.5mm以上に硬質クロム メッキを肉盛り、再度、円筒研削盤で仕上げ 研磨を行う。仕上がり寸法φ15±0.005 最終仕上げはサイザル仕上げまで。

先ず、リヤサスロッドの片方の側面にイボ ちん「突起物」が出ていましたので外径の ネジを利用して治具製作。そして両側面に 研磨加工用のセンター加工を施す。 両センターを芯に円筒研削盤にて点錆が無く なるまで下研磨加工、また下研磨で削った 「-0.5mm」分以上に硬質クロムメッキを 肉盛り、再度、円筒研削盤にて仕上げ研磨 加工を行なう。仕上がり寸法φ13.97〜95mm 最終仕上げは、鏡面サイザル仕上げまで。

摩擦抵抗の軽減としてラッピング加工を施す。 まず、軟素材布に油多めの酸化クロム油脂を 塗付けてジャーナル及びカム山部の全ヶ所を 磨け上げる。油脂を枯らす事なく磨き上げる ので寸法の変化はほぼありません。

先ず、旋盤にカムシャフトを乗せ研磨加工用の センターを両側面に60度にて加工を行う。 次に、そのセンターを利用し円筒研削盤で 摩耗痕が無くなるまで真円に下研磨加工、 また下研磨で削った-0.25mm分以上に硬質 クロムメッキを肉盛り、再度、円筒研削盤にて スタンダードサイズに仕上げ研磨を行う。 仕上がり寸法φ22.99〜98mm 最終仕上げは、全箇所ラッピング仕上げ。

先ず、旋盤にカムシャフトを乗せ研磨加工用の センターを両側面に60度にて加工を行う。 次に、そのセンターを利用し円筒研削盤で 摩耗痕が無くなるまで真円に下研磨加工、 また下研磨で削った-0.25mm分以上に硬質 クロムメッキを肉盛り、再度、円筒研削盤にて スタンダードサイズに仕上げ研磨を行う。 仕上がり寸法φ22.99〜98mm 最終仕上げは、全箇所ラッピング仕上げ。

先ず、カウンターシャフトの両側面に研磨加工 用のセンターを加工。そして両センターを芯に 円筒研削盤にて摩耗が無くなるまで表面を円筒 研磨加工、また下研磨加工で 削った「ー0.15mm」以上に硬質クロームメッキ を肉盛り、再度、円筒研削盤にてスタンダード サイズに仕上げる。仕上がり寸法φ24.990. 最終仕上げは鏡面仕上げまで。

まず、軟素材布に油多めの酸化クロム油脂を 塗付けてジャーナル及びピン、シール部の 全ヶ所磨け上げる。油脂を枯らす事なく磨き 上げるので寸法の変化はほぼありません。

先ず、0.5〜0.8mm曲がっているインナー チューブを油圧プレス機で曲がり修正。 また円筒研削盤で食い込んだ深い錆が無く なるまで真円に削ります。 下研磨で削った「ー0.65mm」分は、硬質 クロームメッキで肉盛り、再度、円筒 研削盤で仕上げ研磨を行います。 仕上がり寸法φ26.95〜97mm 最終仕上げば、スライド性向上として鏡面 サイザル仕上げまで行う。

先ず、ロッカーアームスリッパー面の旧メッキ 層を電気分解によるメッキ剥離。また剥離後は、 スリッパー面の表面をバフ研磨で整える。 そしてサージェント浴にて「60μ」以上硬質 クロムメッキ肉盛り、仕上げはバフ研摩で 仕上げる。

摩擦抵抗の軽減としてラッピング加工。 まず、軟素材布に油多めの酸化クロム油脂を 塗付けてジャーナル及びピン、シール部の 全ヶ所磨け上げる。油脂を枯らす事なく磨き 上げるので寸法の変化はほぼありません。