【再生加工】コンロッド大端部内径及びスラスト面、クランクピンの硬質クロム肉盛り研磨仕上げ。静岡県

状態
コンロッド大端部内径やスラスト部は、
腐食によるサビが発生していました。
またクランクピンは摩耗による寸法痩せ
が確認できました。
対策と方法
硬質クロムメッキと研磨加工で再生します。
先ず、コンロッド大端部内径及び片面の
スラスト面を内面研削盤や平面研削盤で
腐食が無くなるまで（内径+0.2mm スラスト
面-0.2mm）下研磨加工、また下研磨で削った
分以上に硬質クロムを肉盛り、そして下研磨と
同様の方法で仕上げはスタンダードサイズに
仕上げる。大端部内径φ41.51〜φ41.52mm
スラスト面の厚み17.92±0.01

クランクピンは、摩耗痕が無くなるまで円筒
研削盤にて（-0.3mm）下研磨加工、
また下研磨で削った分以上に硬質クロムを
肉盛り、仕上げ研磨でスタンダードサイズに
仕上げる。仕上がり寸法φ20 0〜+0.005