社内用。滝沢製(TAKISAWA) 汎用旋盤
TAL-460 芯押し台 押しコップ修理。
長年の使用によって磨耗した押しコップを
硬質クロームメッキで復元修理。
この滝沢製旋盤は社内用で使用していたもの。
ご覧の通り、押しコップ外形は磨耗や打コン傷
あり寸法も誤差あり。
40年も使用すれば磨耗もしますね。
端から端まで測定すると
約0,08のこうばいがついていた。
Ф65 -0,02~0,1
これじゃー精密な精度は出ないはず
押しコップの内径ネジを利用し冶具を製作。
そして冶具をセットして外形を研磨し、
硬質クロームメッキへと・・・
メッキ後は、芯押し台側、内径の寸法に
対してクリアランスを0,015とした。
手で押してスーと入っていく感じ。
ホーニング後、心押し台側、内径寸法Ф65±0。
押しコップ外形Ф65-0,015とした。
そして古いオイルシールから新品のオイル
シールに交換♪
これでバッチリ♪精密な精度も出ます。
せっかく押しコップ専用の冶具を製作
したので、うちのブログを見て修理したい
と思われた方、硬質クロームメッキ仕上げ
で受け付けます。