【再生加工】YAMAHA DT1 インナーチューブのメッキ再生研磨仕上げ。神奈川県

状態
インナーチューブの表面は、食い込んだ
深い錆が確認できました。
また1本のインナーチューブ内部のトップ
ボルトが嵌まるネジ山が潰れていました。
2本共「0.5mmと0.8mm」曲がりが
ありました。油漏れの原因は、食い込んだ
深い錆だと思われます。
対策と方法
硬質クロムメッキと研磨加工で再生します。
先ず、潰れているネジをタップで切り直す。
そして0.5〜0.8mm曲がっているインナー
チューブを油圧プレス機で曲がり伸ばして修正。
その後、インナーチューブのトップボルトが嵌る
内ネジに研磨用の治具をネジ込み、旋盤にて
両センター「面取り」を60度で加工。
両センターを芯に円筒研削盤で食い込んだ深い
錆が無くなるまで真円に削ります。
下研磨で削った「ー0.65mm」分は、硬質
クロームメッキで肉盛り、再度、円筒
研削盤で仕上げ研磨を行います。
仕上がり寸法φ26.95〜97mm
最終仕上げば、スライド性向上として鏡面
サイザル仕上げまで行う。